統合失調症 | 昭和通りメンタルクリニック

統合失調症とは

統合失調症とは幻覚や妄想を発症し、自分自身を批判したり、命令してくることがあります。
本人に妄想が誤りであることを教えても自分は病気であるという認識がないため、受け入れることができません。

統合失調症の原因は脳の神経系機能の障害で神経伝達物質が過剰に働くことで、情報伝達が混乱するため、症状が発症すると考えられています。

主な神経伝達物質としてドーパミンやセロトニンが関係していると考えられています。
また、病気にかかりやすい体質とストレスも関係しているようです。

統合失調症の症状には幻聴、妄想、まとまりのない会話、まとまりのない行動をするなどの症状があります。

現実にはない声が聞こえ、話しかけられたり、命令されることもあります。

事実ではないことを誤って確信します。
監視されている、毒を入れられたなど無関係な事柄を結び付けて事実をゆがめて解釈してしまいます。

話が急に飛んだり脱線したりするため、周囲との会話がかみ合わなくなります。

突拍子のない行動や固まって動かなくなってしまうなどの症状がみられます。

統合失調症の治療にはからだ、こころ、環境のそれぞれに働きかけながら、症状を改善し再発防止をはかっていきます。
様々な治療法を組み合わせることでより早く効果があらわれやすくなります。
日常生活を送る上でも充分な休養、栄養バランスのとれた食事、規則正しい生活などでしっかりと脳を休ませることが重要です。

日常生活を送っていると知らず知らずにストレスを受けています。
不安や悩みをひとりで溜めこまないようにすることも大切で、院長と対話をすることも回復に向かうために必要な治療のひとつです。